田村俊介

     田村俊介外野手のデータ分析noteを書きました。

     簡単に読める内容なので是非お読みください。

       

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     6.23 ファーム 田村
     画像は中国新聞デジタルより

     鯉戦士の2022年シーズンをデータで振り返る!本日は田村俊介外野手の活躍を振り返ります。

     
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     選手詳細
     田村 俊介(たむら しゅんすけ) 外野手 19歳 178cm90kg 左投左打 2021ドラフト4位

     基本成績
     Standard

     寸評
     高校時代は二刀流としてチームを甲子園に導いた、センス溢れるトッププロスペクトの19歳。プロでは野手に専念するも、1年目は思い描いたような結果を残すことはできなかった。しかし、フェニックスリーグでは2本の本塁打を放つなど、短い時間でも確実に成長を続けている。鈴木誠也級の選手に育つ可能性も秘めた、将来が非常に楽しみな選手である。

     分析(用語集はこちら)
     Pitch Value
     Pitch Value

     田村の球種別得点増減数です。100球当たりの換算は行っていません。
     打率が1割台ということもあり、プラスは少なくなっています。スライダーとカットボールがどちらもマイナスとなっており、スライダー系の球種を苦手としていることが考えられます。また、フォークも大きなマイナスとなっていますが、チェンジアップやシンカーはプラスとなっているため、落ちる系の球種に極端に弱いというわけではなさそうです。来季は、まずはスライダー系のマイナスを少なくしていきたいところです。

     Plate Discipline
     Plate Discipline

     田村の打撃内容に関する指標です。
     スイング率は、54.9%と平均より10%近く高くなっています。非常に積極的に仕掛けていっていることが分かります。
     コンタクト率は、70%を割っており、平均よりも低くなっています。ゾーンコンタクト率は平均とほぼ同じ数字となっていますが、ボールゾーンが15%ほど低くなっており、ボール球になかなかコンタクトできていなかったことが分かります。
     ゾーン率は、平均よりも低くなっています。ボール球で空振りが奪えるので、相手もボール球を多く投じていたことが推測されます。
     空振り率は、平均の10.2%よりも約7%高くなっています。コンタクト率からも推測できたように、空振りが多くなっていたことが分かります。

     Batted Ball
     GBFB

     ゴロの比率が高いグラウンドボールヒッターとなっています。春季キャンプの紅白戦でフェンス直撃の二塁打を放つなど、長打力も期待されている選手ではありますが、プロの投球に対して打球に角度をつける技術はまだまだのようです。


     SMH

     Hard%が37.2%と平均より高くなっています。角度をつけることはできていませんが、芯で捉えることはできていたようです。

     Advanced
     Advanced

     田村の打撃結果に関する指標です。
     BB%、K%ともに平均より悪くなっており、BB/Kは平均の0.49に対して0.18と非常に低くなっています。選球眼にはまだまだ課題があるようです。
     出塁率と長打率は2割台、ISOは0割台と、出塁能力、長打力ともにアピールすることはできませんでした。高卒1年目の選手として見ればそこまで悪いものではありませんが、大きな期待を受けて入団したプロスペクトだっただけに、少し物足りない数字となってしまいました。来季の巻き返しに期待です。

     Fielding
     Fielding

     田村の守備に関する指標です。
     ライトが182.2イニング、レフトが72イニングと主に両翼を守り、ファーストも9イニングとわずかながら守りました。
     ライトはARMが0.9、RngRが2.7でUZRが3.7と、大きくプラスとなっています。ライトでの起用がベストとなってきそうです。
     レフトはRngRが0.9でUZRも同じ数字となっており、最低限守れてはいたようです。打で大きな貢献ができるのであれば、レギュラーとして起用できるでしょう。
     ファーストはサンプルが少ないですが、マイナスの数字が並んでいます。不測の事態の際には守備に就くことができる程度に考えておくべきでしょう。
     
     まとめ
     坂倉や鈴木誠也級の数字を残すことはできず、高卒1年目らしい数字に終わってしまいました。ただ、フェニックスリーグでは2HRを放っており、なにかバッティングのコツを掴んだようにも見えました。守備では良い数字を残しているので、後は打撃さえ磨けばレギュラーを奪うことは充分可能でしょう。現状は西川・秋山・野間で外野の3枠は固まりつつあるので、この3選手が衰えてくるタイミングで、チャンスを掴んで力を発揮してもらいたいところです。

     ※敬称略

     データ参照
     

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