画像は中国新聞デジタルより
試合戦評
投手陣が踏ん張り切れず逆転負けとなった。投手では塹江・ケムナ・島内が無失点ピッチング。野手ではスタメンに復帰した菊池涼が逆転3ラン含む猛打賞4打点の活躍を見せた。
投手成績
打撃成績
ハイライト
惜しくも敗れましたが、勝負を分けたのはどの場面だったのでしょうか?重要な場面での働きを評価する指標【WPA】を基に、投打それぞれのハイライトを振り返ります!
※WPAについての詳細はこちら
※()内は増減したWPAの値
打=5回表1死1,2塁:菊池涼vs伊藤将(+.342)
打のハイライトは5回、菊池涼が逆転3ランを放った場面でした。
野間の適時打で2点差とし、なおも1死1,2塁で迎えたこの場面。
初球でした。真ん中高めの2シームを完璧に捉え、レフトスタンドに飛び込む逆転3ランとしました。
菊池涼にしてはかなり珍しく、打った瞬間バットを投げ、確信したかのようにゆっくりと歩き始めました。この日の伊藤将は全体的にボールが高くなっており、その高くなった甘い球をいかに捉えられるかがカギとなっていましたが、正にその通りのバッティングとなりました。
二軍での調整を行わずに一軍に合流したため、コンディションが心配されましたが、この日の活躍で全く問題ないことを証明してみせました。引き続きチームリーダーとしての活躍が期待されます。
投=5回裏2死1塁:コルニエルvs大山(-.151)
投のハイライトは5回、コルニエルが大山に同点の適時打を浴びた場面でした。
2死を奪うも、佐藤輝に単打を許して迎えたこの場面。
- 外角高めスライダー=ボール
- 外角真ん中ストレート=ストライク(盗塁成功)
- 真ん中高めストレート=ファール
以上の配球で1ボール2ストライクとしてからの4球目でした。外角低めのスライダーを拾われ、センター前への同点適時打とされました。
コルニエルの武器はスピードのあるストレートとスプリットであるだけに、2ストライクと追い込んでからのスライダー勝負には少し疑問が残りました。第2打席も九里の外角スライダーを適時二塁打としており、同じ球種・同じコースに投げてしまえば弾き返されるのは必然とも言えます。もったいない一球となりました。
コルニエルの武器はスピードのあるストレートとスプリットであるだけに、2ストライクと追い込んでからのスライダー勝負には少し疑問が残りました。第2打席も九里の外角スライダーを適時二塁打としており、同じ球種・同じコースに投げてしまえば弾き返されるのは必然とも言えます。もったいない一球となりました。
ヒーロー
敗戦のためヒーローインタビューはありませんでしたが、数字で見た時のヒーローは誰だったのでしょうか?ということでWPAを基に投打のヒーローを1人ずつ選出します。
※()内はWPAの値
投:ケムナ(.072)
打:菊池涼(.467)
というわけで投手は同点の6回を抑えたケムナ、野手は逆転3ランに猛打賞4打点と大暴れの菊池涼となりました。
まとめ
CS争いをしている中で、痛い連敗となってしまいました。今日はなんとか勝利し、3タテだけは阻止してもらいたいところです。
※敬称略
参照サイト
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