画像は中国新聞デジタルより
先週のカープを振り返っていきます。
一軍
まずは一軍から振り返ります。
試合結果
4/27(水):C2-8S
- 西川、4安打と気を吐く
- 黒原、唯一の無失点投球
WPA Leaders=西川(.043)
4/28(木):C5-9S
4/28(木):C5-9S
- 九里、7回無失点の好投
- 坂倉、先制の2号2ラン
WPA Leaders=九里(.388)
4/29(金):C1-0D
4/29(金):C1-0D
- 大瀬良、今季初完封でリーグトップタイ4勝目
- 堂林、決勝の2号ソロHR
WPA Leaders=大瀬良(.783)
4/30(土):C2-4D
4/30(土):C2-4D
- 森下、7回2失点好投
- マクブルーム、一時同点となる適時打
WPA Leaders=マクブルーム(.293)
5/1(日):C0-4D
5/1(日):C0-4D
- 矢崎、2Kパーフェクトリリーフ
- 中村奨、2打席連続となる代打安打
WPA Leaders=西川(.058)
1勝4敗と貯金を3つ減らし、3位転落となってしまいました。打線と中継ぎの調子が悪く、特に8回を投げるセットアッパーを誰にするかが一番の課題となっています。塹江・ケムナの実績組と、新外国人のターリーが候補になりそうです。
1勝4敗と貯金を3つ減らし、3位転落となってしまいました。打線と中継ぎの調子が悪く、特に8回を投げるセットアッパーを誰にするかが一番の課題となっています。塹江・ケムナの実績組と、新外国人のターリーが候補になりそうです。
個人成績
投手
先発陣では選手会長の大瀬良、投手キャプテンの九里と2人のチームリーダーが好投を見せました。
特に大瀬良は被安打2の無四球完封とほぼ完璧なピッチングでした。奪三振は4と少なかったものの、キレのあるスライダーとカットボールでフライアウトを量産しました。
一方で中継ぎ陣は苦しい一週間となりました。
特に中﨑は、2試合に登板して奪ったアウトは2つだけと役目を果たせず計6失点。二軍降格となってしまいました。心身ともにリフレッシュが必要な状態です。
また、島内はアウトを1つも奪うことができず、防御率とWHIPが無限となってしまいました。ただ、回の途中に大ピンチからの登板ということで、実力が発揮できなかったのも事実です。次回登板でのリベンジに期待です。
打撃
代打の中村奨と投手を除くと、OPS9割超えが堂林だけと長打力不足に苦しんだ一週間でした。
坂倉がHRは打ったものの打率.200、OPS.550と低調になっており、これが得点力不足に響いた形になりました。3ポジションを守ることによる疲労が影響している可能性があります。
そして小園は全試合にスタメン起用されながら、安打も四球も0でOPSは.000となりました。坂倉と並んでチームワーストタイの6三振となっており、バットに当てることもできなくなっていることが分かります。佐々岡監督はスタメン落ちも示唆しており、全試合出場が途切れる可能性もあります。
一方で好調だったのが堂林です。打率は3割、OPSは9割を超えており、今週唯一の勝利をHRで手繰り寄せるなど、スタメン起用に応え続けました。小園の不調によって空いたトップバッターの座を完璧にものにしました。
二軍
次に二軍を振り返ります。
試合結果
4/27(水):C5-4SB
- ターリー、1回無失点で初S
- 松山、復帰戦で決勝適時打
- 野間、猛打賞1打点
4/28(木):C5-4SB
- アンダーソン、5回3失点好投
- 中村奨、親子ゲームでマルチ安打
- 韮澤、猛打賞2打点
4/30(土):C4-3B
- 野村、先発で4回無失点
- ターリー、ピンチ招くも1回無失点
- 正隨、先制の2点適時二塁打
火・金・日と3試合が雨天中止となり、3試合のみとなりましたが、全勝で首位ドラゴンズとゲーム差なしの2位としました。一軍昇格を目指し、若鯉たちは躍動し続けています。
個人成績
投手
試合数が少なかったこともあり、先発陣は長いイニングは投げませんでしたが、高橋昂・アンダーソン・野村と3投手とも好投を見せました。
特に高橋昂はチームトップの5三振を奪って自責点は1と力強い球を投げ込んでいたことが分かります。一軍に昇格したのはアンダーソンでしたが、次に昇格するなら高橋昂となりそうです。
中継ぎ陣は軒並み好投を見せました。
特にターリーは唯一の2試合登板で防御率0.00と一軍昇格へ向けて準備は万端と言えるでしょう。許したランナーは四球による1人のみで安打は打たれておらず、球威のあるストレートは一軍でも通用しそうです。
野手
3試合のため打席数も少なくなっていますが、韮澤が打率.333とアピールしました。長打こそないものの、適時打を放つなど2打点をマークしており、開幕当初からの不振から脱却したと言えるでしょう。
また、野間も打率4割、OPS10割を超えており、先週に続いて好調ぶりをアピールしています。野手キャプテンということもあり、一軍昇格の可能性も充分にあります。
まとめ
一軍は苦しい一週間となりましたが、勝ちパターンを再構築するきっかけを与えられたと前向きに捉えることもできます。この一週間で得た課題を、今後の巻き返しにつなげてもらいたいところです。
二軍は連勝が止まらずついに首位とゲーム差なしの2位となりました。チームが勝利するということは選手たちがアピールに成功しているということなので、今後も連勝を伸ばしてもらいたいところです。
データ参照
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