2022センバツ

     3.24 広陵 川瀬
     画像は中国新聞デジタルより

    ・優勝は大阪桐蔭!
     昨秋の神宮大会でも広陵を破って全国制覇を果たした大阪桐蔭が、春も頂点に輝きました!決勝でも自慢の打線が爆発し、18-1で滋賀の近江を降しました。夏も強敵として立ちはだかることが予想されます。

    ・広陵は九州国際大付の技巧派左腕・香西選手に沈黙し1-4で敗戦
     強打を持ち味としていた広陵でしたが、制球良く低めに変化球を集める九州国際大付の香西選手を打ち崩すことができず、1得点しかできずに敗戦となりました。広島県大会準決勝でも広商の技巧派左腕・加藤選手に苦戦して敗戦しており、夏に向けて技巧派左腕をどう打ち崩すかが課題になってきそうです。

     投手成績
     3.24 広陵 投手

     打撃成績
     3.24 広陵 野手

    ・広商はコロナの影響により出場辞退
     広商は丹生に勝利した翌日の24日に行われた検査で9人、さらに25日に行われた医療機関での検査で新たに2人の計11人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けてしまい、残念ながら出場辞退という形で甲子園を去ることとなってしまいました。選手たちの心中は察するに余り有りますが、この悔しさをバネに、夏に再び甲子園に戻ってきてくれるはずです。

     まとめ
     広島から出場した2校は優勝することはできませんでしたが、素晴らしい戦いぶりを全国の舞台で見せてくれました。夏の大会でも両校の戦いぶりに注目です。

     読んで頂きありがとうございました。よろしければコメントの方よろしくお願いします!

     3.23 広商
     画像は中国新聞デジタルより

     ・広商、16安打22得点で4元号勝利達成!
      21世紀枠で出場していた丹生を相手に、22得点で大勝し、古豪復活を印象付けました。16安打のうち15本が単打で、2犠飛・3犠打・4盗塁と大量得点の中にもそつのない広商野球がありました。また、甲子園では20年ぶりの勝利となっており、史上4校目となる大正・昭和・平成・令和4元号での勝利を達成しました。

     試合詳細
     1回、植松選手の適時打松浦選手の2点適時打で3点を先制しますが、2回に3本の適時打を浴び3-4と逆転を許してしまいます。しかし、それ以降は毎回走者を送り込む猛攻を見せます。2回に竹下選手・松浦選手の適時打に相手の暴投と保川選手の2点適時打で5点を取って逆転すると、4回は保川選手・八幡選手の適時打得山選手の犠飛にエラーも絡んで4得点、5回は永谷選手の内野ゴロ間、6回は植松選手の適時打で1点ずつを追加します。終盤になっても攻撃の手を緩めることはなく、7回は得山選手・八幡選手の適時打で2点を追加し、8回は佐藤選手の押し出し四球、得山選手の犠飛八幡選手の3点適時三塁打植松選手の適時打で6点を追加し22-4としました。9回に適時打や暴投で3点を返されるも、最後の打者を右飛に打ち取ってゲームセット。22-7で2回戦進出を決めました。

     投手成績
     3.23 広商 投手

     打撃成績
     3.23 広商 打撃

     寸評
     攻撃面では多くの選手が活躍しましたが、特に目立ったのが八幡選手と松浦選手です。
     2番スタメンで出場した八幡選手は、7打席で3適時打・1犠打・1死球・3盗塁・3得点と躍動しました。特に3盗塁に関しては全て完璧なスタートで余裕をもってセーフとなっており、相手バッテリーをかき回しました。次戦でもその脚力を活かした活躍が期待されます。
     6番スタメンで出場した松浦選手は6打席で3安打・2四球・1犠打と全ての打席で結果を残しました。特にまだ点差が離れていない序盤で放った2適時打は非常に価値のあるものでした。次戦でもその勝負強さを活かした打撃での活躍が期待されます。
     一方で、課題が多かったのが守備面です。絶対的エースがおらず、秋から全ての試合を継投で乗り切ってきた投手陣ですが、今日は登板した投手全員が四死球を与えるなど安定した投球は見られませんでした。さらにその投手陣の中では一番内容の良かった浴口選手が投球中に負傷し、次戦は投げられなくなってしまいました。次戦は強打の大阪桐蔭が相手なだけに、1つの四死球やミスが命取りになることが予測されます。ゾーンの中で勝負する強気な投球で優勝候補に立ち向かってもらいたいところです。

     まとめ
     大量得点での大勝となりましたが、次戦は神宮大会を制した優勝候補筆頭の大阪桐蔭となり、厳しい戦いになることは間違いありません。大会屈指の好投手・前田選手と伝統の広商野球の戦い、神宮大会で広陵を打ち負かした強力打線と複数人の継投で相手を封じる投手陣の戦いの2点に注目です!

     読んで頂きありがとうございました。よろしければコメントの方よろしくお願いします!

     3.20 広陵 内海
     画像は中国新聞デジタルより

     ・広陵、投打に強豪を圧倒し快勝!
      エースでキャプテンで4番の大黒柱、上加世田選手率いる強豪・敦賀気比に対して、投げては森山選手と松林選手の完封リレー、打ってはクリーンアップが全員猛打賞を記録するなど17安打9得点で快勝しました!

     試合詳細
     まずは1回、無死1塁から内海選手のタイムリー2ベース、さらに1死2塁から田上選手のタイムリー3ベースが飛び出し2点を先制します。その後は上加世田選手を打ち崩せず無得点が続きますが、5回に無死1,3塁から真鍋選手の犠牲フライ、川瀬選手のタイムリー2ベース、大山選手の2点タイムリー3ベースで4点を加えて6-0とリードを広げます。さらに6回に内海選手のタイムリー、8回には代打・西選手の2点タイムリー2ベースで3点を追加し、9-0と試合を決めました。守っては先発の森山選手が7.2回を96球で無失点、2番手の松林選手が1.1回を無失点、無失策でファインプレーも飛び出すなど敦賀気比に対して隙を与えませんでした。

     投手成績
     3.20 広陵 投手

     野手成績
     3.20 広陵 打撃

        寸評
        投打に多くの選手が活躍しましたが、特に存在感を発揮していたのが注目の2年生スラッガー・真鍋選手の前を打つ3番の内海選手です!4打数3安打2打点1四球1出塁と最終打席以外は全て結果を残しました。安打は全てライト方向へのライナー性かゴロとなっており、HRを狙うというよりは鋭い打球を弾き返す意識があったことが推測されます。多くの選手が鋭い打球を飛ばす広陵打線の中でも、真鍋選手と内海選手は打球の質が違っている印象でした。加えて内海選手はバットコントロールが柔らかく、真鍋選手よりも率を残せそうなバッティングでした。次の試合でも打線を引っ張る活躍が期待されます。

        まとめ
        強豪・敦賀気比を投打に圧倒し、4度目の春の頂点へ幸先の良いスタートとなりました。次戦は3/24(木)の九州国際大付との2回戦になります。真鍋選手と同じく、注目の2年生スラッガー・佐倉選手率いる強力打線に対しての、エース・森山選手の投球に注目です!

     読んで頂きありがとうございました。よろしければコメントの方よろしくお願いします!

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