明治神宮大会2021

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     https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202111250000449.html

    ・広陵、明治神宮大会準優勝!!
     広陵は大阪桐蔭との決勝に臨みました。

     試合詳細
     準決勝に続いて、乱打戦となりました。試合が動いたのは3回、広陵の先発・森山選手(2年生)が1死2,3塁のピンチを作ると、味方のエラーと3本のタイムリーで4点を失います。さらに続く4回にも、2番手の松林選手(2年生)が大阪桐蔭の3番・松尾選手(2年生)に3ランを打たれるなど、5回までに0-8と大量リードを許してしまいます。広陵の反撃が始まったのはその裏、無死満塁のチャンスを作ると、3番・内海選手(2年生)の内野ゴロの間に1点を返すと、その後に4番・真鍋選手(1年生)のタイムリーなどの4連打と犠飛で一挙4得点し、3点差まで追い上げます。その後も6回に真鍋選手の今日2本目のタイムリー、8回に田上選手(1年生)のタイムリーで1点ずつ返していくも、その度に大阪桐蔭も1点ずつ追加していき、差を縮めることができずに最終回を迎えてしまいます。2死1,2塁のチャンスを作り、打席には代打・谷本選手(1年生)。フルカウントまで粘りますが、6球目を打ち上げてレフトフライでゲームセット7-11で敗れ、中国地区勢初の優勝はなりませんでしたが、見事な戦いぶりで準優勝に輝きました

     寸評
     残念ながら優勝にはあと一歩、及びませんでした。しかし、高校野球界屈指の名門・大阪桐蔭に最後まで食らいつく素晴らしい試合を我々に見せてくれました。来年の春と夏に大いに期待ができる内容でした!
     この日大活躍だったのは4番の真鍋選手です。2本のタイムリーを含む3安打2打点と、4番の働きを見せてくれました。特に2本目のタイムリーを放った第4打席ですが、7球目の真ん中外寄りの133キロストレートを左中間フェンスまでもっていく見事なバッティングでした。プロ野球・ヤクルトスワローズの村上選手を彷彿とさせるその姿を来春の甲子園で見られるのが今から楽しみでなりません!間違いなく2023年のドラフトにかかるであろう「広陵のボンズ」にこれからも注目したいと思います!!

     まとめ
     惜しくも敗れましたが、準優勝という結果は間違いなく素晴らしいものです。さらに言えば、最後に負けてしまった悔しさを胸に、来年はもっと強くなって、今度は甲子園で優勝してくれると確信しています!!来年も、県内屈指の超名門校・広陵高校から目が離せません!!

     読んで頂きありがとうございました。よろしければコメントの方よろしくお願いします!

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    https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=811097&comment_sub_id=0&category_id=448

    ・広陵、激闘を制す!!
     
     広陵は花巻東との準決勝に臨みました。

     試合詳細
     両チーム合わせて28安打、19得点の乱打戦となりました。2回、広陵の先発森山選手(2年生)が暴投で先制を許しますがその裏、満塁から押し出し四球、タイムリー、そして4番・真鍋選手(1年生)の3ランで5点を奪って逆転に成功します。その後も両チーム点を取り合って9-5と広陵4点リードで迎えた7回裏、1死満塁とサヨナラコールド勝ちのチャンスで打席には先日HRを放った3番・内海選手(2年生)。しかし、力んでしまったのか投ゴロ併殺打に倒れ、決定機を逃してしまいます。すると直後の8回、7回途中から登板していた広陵の2番手・岡山選手(1年生)が満塁のピンチを作ると、2番・渡辺選手(2年生)に犠飛を打たれ3点差とされると、続く3番・佐々木麟太郎選手(1年生)に高めのボール球をライトスタンドへ運ばれる衝撃の同点3ランを浴び、試合を振り出しに戻されます。流れは完全に花巻東かと思われたその裏、2死1塁から途中出場の主将・川瀬選手(2年生)が右中間を破るタイムリー3ベースを放ち、勝ち越しに成功します。9回、ライトからリリーフへと回った内海選手が2死1,2塁のピンチを作ると、9番の熊谷選手(1年生)にレフト前へのヒットを打たれ、2塁ランナーは一気にホームを狙います。しかし、途中出場のレフト・小林選手(1年生)の好返球によってタッチアウト。最後の最後までどちらに転ぶか分からない激闘を制し、10-9で広陵が決勝進出を決めました。

     寸評
     様々な選手の活躍がありましたが、最後に決めたのは頼りになる主将・川瀬選手でした!前の打席では三振に倒れていましたが、初球を捉えると打球はグングンと伸びていき、右中間を破る決勝のタイムリー3ベースとなりました。守備では内野の要であるショートを守る川瀬選手。決勝でも守備の要、そしてチームの要としての活躍に期待です!

     まとめ
     決勝は明日の10時から行われます。相手となるのは全国でも屈指の名門・大阪桐蔭です。ハイレベルな4人の投手を擁する手強い相手ですが、チーム一丸となって勝ち切り、中国地方勢初の優勝を飾ってもらいましょう!

     読んで頂きありがとうございました。よろしければコメントの方よろしくお願いします!

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     https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=810629&comment_sub_id=0&category_id=448

     11/20に開幕した明治神宮野球大会。広島からは高校の部の中国地区代表で広陵高校が、大学の部の中国・四国3連盟代表で近畿大学工学部がそれぞれ出場しました!

    近大工、初戦敗退
     20日の第4試合で、近大工は関西5連盟の第1代表で出場している佛教大学と対戦しました。
     
     試合詳細
     先発の沖田投手(2年生)は初回から先頭に2連続四球を与えてピンチを背負うと、スクイズとタイムリーで2点を失います。その後は調子を上げて無失点に抑えていましたが、5回に四球と味方のエラーなどで1,2塁のピンチを作ると、2番の田中選手(3年生)にタイムリー3ベースを浴びて2点を追加されると、その後も内野ゴロで1点を失い、0-5とされてしまいます。逆転したい打線でしたが、3安打に抑え込まれるなど佛教大の先発木村投手(3年生)を打ち崩すことができず、0-5で敗戦となりました。

     寸評
     残念ながら敗れてしまいましたが、2番手で登板した沼田投手(2年生)が好投を披露しました!許したランナーはシングルヒットの1人のみと4.2回を無失点に抑えました。手元でシュート気味に動く直球とカーブ・スライダー・チェンジアップを操って、打たせて取るピッチングで佛教大打線を寄せ付けませんでした。先発した沖田投手とのダブルエースとして、来年以降も活躍が期待されます。


    ・広陵、初戦突破!
     21日の第1試合で、広陵は関東地区代表の明秀日立と対戦しました。

     試合詳細
     先発はエースの森山選手(2年生)。2回、振り逃げで出塁を許すと、明秀の8番平野選手(1年生)にタイムリー2ベースを浴び、先制を許します。しかしその裏、1,3塁のチャンスを作ると、7番の谷本選手(1年生)のタイムリー、9番の森山選手のタイムリーで2点を取って逆転に成功します。さらに続く3回、先頭の松下選手(1年生)が四球を選んで出塁すると、3番の内海選手(2年生)が神宮大会高校の部通算300号となるメモリアルアーチを放ち2点を追加します。その後は森山選手が2点を失いながらも6回を3失点にまとめ、後を受けた岡山選手(1年生)も3回無失点の好投を披露します。7回には2人の投手をリードで引っ張った大山選手(2年生)がタイムリーを放って1点を追加して明秀を引き離し、5-3で準決勝進出を決めました。

     寸評
     見事な勝利で準決勝進出となりました!打っては14安打の猛攻、投げてはエース森山選手から期待の1年生投手岡山へのリレーで強打の明秀日立を3失点に抑えました。中でも驚かされたのはやはり内海選手のHRです!エンドランのサインが出ており、スイングせざるを得ない状況で内角低めの難しいスライダーを捉えると、打球はグングンと伸びてライトスタンドへ飛び込んでいきました。後ろを打つ「広島のボンズ」こと真鍋選手(1年生)と形成する3・4番の並びは全国でも屈指の破壊力となるでしょう。内海選手はこのHR以外はヒットが出なかったものの、当たれば外野の後方まで軽々と持っていくパワーがあり、相手にかなりのプレッシャーを与える選手となっています。今後の活躍も期待です!

     まとめ
     大学の部では近大工が敗れてしまったものの、高校の部の広陵に優勝の期待がかかります。その広陵は明日、怪物1年生・佐々木麟太郎選手擁する花巻東との準決勝に臨みます!8:30プレイボールとなっています!ぜひご覧ください!

     読んで頂きありがとうございました。よろしければコメントの方よろしくお願いします!

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