岡田明丈

     岡田明丈投手のデータ分析noteを書きました。

     簡単に読める内容なので是非お読みください。

       

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     画像は日刊スポーツより

     鯉戦士の2021年シーズンをデータで振り返る!本日は岡田明丈投手の活躍を振り返ります。

     
    関連リンク
     

     

     選手詳細
     岡田 明丈(おかだ あきたけ) 投手 28歳 185cm89kg 右打左打 2015ドラフト1位

     基本成績
     二軍:11試 36.1回 0勝3敗 22奪三振 28四 0死 防御率4.71 WAR-0.1

     寸評
     今季も二軍で結果を残すことはできず、2年連続での一軍登板なしに終わってしまいました。ウエスタンリーグでの最後の登板が8/8となり、フェニックスリーグでも打者1人のみで降板するなど状態が心配されていましたが、10/29にトミージョン手術を受けたことが球団から発表されました。再来年の復活を目指します。

     分析(用語集はこちら)
     Pitch Type ※前年比上昇低下
     ①FA%=41.6 
     ②FAv=144.0
     ③SL%=25.1
     ④SLv=132.6
     ⑤CB%=7.2
     ⑥CBv=114.2
     ⑦CH%=3.9
     ⑧CHv=132.8
     ⑨SF%=5.8
     ⑩SFv=132.6
     ⑪XX%=16.5

     ストレート・スライダー・カーブ・チェンジアップ・フォークの5球種で構成されています。軸となっているのがストレートとスライダーで、投球内容の7割近くを占めています。

     Plate Discipline ※前年比上昇低下
     ⑫O-Swing%=23.9
     ⑬Z-Swing%=70.6
     ⑭Swing%=42.5
     ⑮O-Contact%=70.1
     ⑯Z-Contact%=88.7
     ⑰Contact%=82.5
     ⑱Zone%=39.9
     ⑲F-Strike%=38.3
     ⑳SwStr%=7.5

     ⑱・⑲ともに前年よりは良化していますが、50%前後で推移していた2019年までの4年間と比べるとこの2年間はかなりコントロールに苦しんでいることが分かります。手術こそ今年になりましたが、2020年から右肘の状態が良くなかった可能性も考えられます。


     Pitch Value ※前年比良化悪化
     ㉑wFA=-2.1
     ㉒wSL=-0.8
     ㉓wCB=-2.5
     ㉔wCH=-0.4
     ㉕wSF=0.2
     ㉖wFA/C=-0.79
     ㉗wSL/C=-0.48
     ㉘wCB/C=-5.45
     ㉙wCH/C=-1.51
     ㉚wSF/C=0.66

     フォーク以外は全てマイナスとなっており、今年の状態の悪さがよく分かる数字となっています。特に、持ち球の中でも比較的有効に使えていたカーブが過去最低の数字となっており、得意球を1つ失ったような状態であったことが分かります。


     Batted Ball ※前年比上昇低下
     ㉛GB/FB=1.08
     ㉜LD%=8.8
     ㉝GB%=47.4
     ㉞FB%=43.9
     ㉟IFFB%=18.0
     ㊱HR/FB=6.0
     ㊲Soft%=23.7
     ㊳Mid%=43.0
     ㊴Hard%=33.3

     ㊴が前年より上昇しているものの、それでも低い水準となっており、強い打球はあまり打たれていないことが分かります。㉛も1.08とゴロの割合の方が多く、フライにおけるHRの割合も少なめとなっています。

     Advanced ※前年比良化悪化
     ㊵K%=13.3
     ㊶BB%=17.0
     ㊷K-BB%=-3.6
     ㊸HR/9=0.74
     ㊹AVG=.230
     ㊺WHIP=1.62
     ㊻tRA=5.90

     ㊷がマイナスとなっており、最大の課題であるコントロールの悪さが改めて分かる数字となっています。㊹・㊺ともに前年より悪化しており、ランナーを背負うケースが増えていたことも分かります。また、㊻も防御率より1点以上高い数字となっており、防御率以上に苦しい投球となっていたことが分かります。ただ、被HRは少なめになっており、球威はある程度はあったことが予測されます。

     まとめ
     良い数字はほとんどなく、苦しい1年となりました。ただ、この成績のおかげで手術に踏み切ることができたとも考えられます。床田投手や高橋昂投手のようにトミージョン手術からの華麗な復活劇で、再来年のローテ入りに期待です。

     
    データ参照
     

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