フェニックスリーグ

     2022 フェニックスリーグ
     画像は宮崎市観光協会特設サイトより

     この記事では、フェニックスリーグに帯同する選手と、日程・中継情報をまとめていきます。

     帯同選手
     フェニックスリーグ 選手

     投手12名、捕手4名、内野手5名、外野手5名の計26名の編成となりました。
     若手で選出されなかった選手も多数いますが、羽月・小林・黒原・岡田・田中法は怪我の影響を考慮してのことだと思われます。

     日程
    • 10/10~13,15~18,20~23,25~27,29~31
     10日から31日までで、計18試合が行われます。
     
     中継
     中継はイージースポーツ(旧イレブンスポーツ)とスカパー!で観ることができます。
     全試合観れるわけではなく、カープ戦は10,15,16,18,20,25~27,29~31の11試合が中継される予定です。なお、中継がある試合はスポナビ一球速報も行われる予定となっています。

     
    ※敬称略

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     どうも!広島野球速報管理人のtakumiです!

     この記事では11/1に閉幕したフェニックスリーグの成績をまとめていこうと思います!

     投手・野手に分けてまとめようと思っているのですがここでは野手をまとめていきます!

     なお、個人で手動で集計したものですので多少の間違いもあるかもしれません。参考程度にご覧ください。

     
    2 田中広輔
     2021pl1017g-c4
      P 田中広
      不振により、プロ生活8年目にして初のフェニックス参加となった選手会長。打率、OPSともに突出した成績とはなりませんでしたが、2HRの長打力と3盗塁の脚力が健在であることを見せつけました。一軍でもベンチで若手に積極的に声をかけていたことから、このフェニックスリーグでも若手選手に良い影響を与えたことが推測できます。来シーズンも、チームに貢献する姿に期待したいです。

     22 中村奨成
     20211018-8

      P 中村奨
      一軍で初HRを記録するなど飛躍の年となりましたが、フェニックスでも結果を残しました。三塁打を4本放つなど、身体能力の高さを見せつけ、来年のレギュラー奪取へ大きなアピールとなりました。また、スタメンマスクが4試合と外野手での起用が増えており、コンバートの可能性もあるかもしれません。本人も「どこでもいいから試合に出たい」と語っており、来年は外野を主戦場にするかもしれません。

     37 野間峻祥
      P 野間
      コンディション不良から復帰し、リーグ途中からフェニックスに合流しましたが、2試合連続のマルチヒットと結果を残し、一軍昇格となりました。来年は外野のレギュラー定着が期待されます。

     40 磯村嘉孝
     2021C-M-4

      フェニックス 磯村
      スタメンマスクをかぶる機会は少なく、ファーストやDHでの出場が主となりました。しかし、チーム2位の9打点と勝負強い打撃でアピールしました。来年は一軍での代打の切り札的起用もあるのではないでしょうか。

     45 桒原樹
     20211027C-M-17

      P 桒原
      小園選手・林選手の台頭などにより、今年は一軍出場もなく、背水の陣で臨んだフェニックスでしたが、打率.188と結果を残すことはできず、リーグ終了後に来年の構想から外れていることを通達されました。しかし、最後の試合では逆転に繋がるタイムリーを放ち、意地を見せてくれました。

     49 
    正隨優弥
     2021pl1024db-c7

      P しょうずい
      カープ期待の右の大砲候補はフェニックスでも大暴れでした。打席数の少ない野間選手を除いて、いずれもチームトップの3HR、12打点、OPS.984と求められる役割を見事に果たしてくれました。鈴木誠選手の動向次第では来年の4番スタメンも充分にあり得るのではないでしょうか。

     54 韮澤雄也
     20211018-5
      P 韮澤
      コンディション不良の影響か、リーグ序盤は出番がありませんでしたが、中盤から出場すると打率.323と結果を残しました。今年は一軍で小園選手が素晴らしい成績を残しましたが、韮澤選手も小園選手に負けないほどのポテンシャルは持っており、来年以降も2人で切磋琢磨して成長を続けてくれるのではないかと思います。

     56 中神拓都
     2021pl1101l-c5

      P 中神
      小園選手など同期の選手が続々と頭角を現すなか、ウエスタン・フェニックスともに低調な成績に終わってしまいました。ただ、どちらも最後の試合でHRを放つなど、土壇場での意外性のある打撃をアピールしました。来年こそは一軍昇格へ、打率の向上を目標とするべきでしょうか。

     60 永井敦士
     2021pl1026e-c6

      P 永井
      怪我の影響もあり、目立った成績を残せずにいましたが、フェニックスでも低調な成績に終わり、桒原選手と同じく、構想外を通達されました。ただ、最終打席で逆転に繋がる三塁打を放つなど、力強い打撃をアピールしました。トライアウトでもその力強い打撃に注目です。

     61 矢野雅哉
     2021pl1014e-c3

      P 矢野
      打撃では打率.240とそれなりの成績を残しましたが、長打が少ないタイプでこの打率は少し物足りない。いきなり長打を増やすことは難しい部分もあるので、まずは打率の向上を目指したい。また、高い評価を受けていた守備でも確実性に欠ける部分があるので、そこも改善していきたい。

     69 羽月隆太郎
     2021pl1026e-c2

      P 羽月
      今年は一軍で活躍する場面もありましたが、怪我の影響もあったのか、フェニックスでは低調な成績に終わりました。ただ、3盗塁をマークするなど自慢の脚力でのアピールには成功しており、来年のレギュラー奪取へ、打撃面での成長がカギとなりそうです。

     123 持丸泰輝
     20211018-4

      P 持丸
      中村奨選手・磯村選手がいる中、半分の8試合でスタメンマスクを被るなど、捕手としての評価を上げました。打撃面でも打率.244のOPS.667と及第点の成績を残しました。坂倉選手や石原選手など超えるべき壁は多いですが、来年以降さらに能力に磨きをかけ、正捕手争いに名乗り出たいところです。

     124 木下元秀
     20211028C-S-4

      P 木下
      打率こそ.224と低かったものの、二塁打5本、本塁打1本でOPSは.657と長打力のアピールに成功しました。その非凡な打撃センスは誰もが認めるところであり、そこにさらに確実性をプラスしていけば、支配下登録、一軍昇格も充分に狙えるでしょう。

     
    データ参照
     

     

     




     画像は全てこちらより
     

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     どうも!広島野球速報管理人のtakumiです!

     この記事では11/1に閉幕したフェニックスリーグの成績をまとめていこうと思います!

     投手・野手に分けてまとめようと思っているのですがここでは投手をまとめていきます!

     なお、個人で手動で集計したものですので多少の間違いもあるかもしれません。参考程度にご覧ください。

     12 大道温貴
     20211018-2
     P 大道
     新人ながら一軍でも活躍した大道投手ですが、フェニックスでも好投を続け、防御率は1.57とさすがのピッチングでした。1イニングあたりの投球数が14球、与四死球率(bb/9)も2.73とどちらも平均的な数値で、コントロールに苦しむ姿はあまり見られませんでした。最終登板では明らかに調子が良くないように見えましたが、そんな中でも4回2失点にまとめたことは、逆にこれからの自信となる良い経験となったのではないでしょうか。来年は先発でマツダスタジアムのマウンドに立つ姿に期待です。

     17 岡田明丈
     P 岡田
     二軍でも登板機会が減り、フェニックスでも打者1人で降板(正確には次打者との対戦途中での降板、そのために後を受けた藤井投手と自責点を1つずつ分け合う形となっている)となり、状態が心配されていましたが、後に球団からトミージョンなどの手術を受けたと発表されました。復帰できるのは再来年以降となる見通しです。なお、この登板ではイーグルスの武藤選手から見逃し三振を奪っています。

     21 中﨑翔太
     20211028C-S-7
     P 中﨑
     リーグの途中から合流した元守護神は安定したピッチングで4回で被安打1と格の違いを見せつけました。この時期ながら最速は149と徐々に球の速さ・力強さも戻ってきているのではないでしょうか。来年以降の巻き返しに期待です。

     26 中田廉
     20211027C-M-6
     P 中田
     31歳ながらフェニックスに参加した連覇に貢献したリリーバーは安定したピッチングで、防御率は2点台と好投しました。ただ、中田投手の実績と相手打者の力量を考えると少し物足りない成績でもあります。一軍でも火消しとして登板することがこれまでは多く、求められる役割がそこであることを考えると、もう少し奪三振能力を上げていきたいところではあります。

     36 塹江敦哉
     20211018-9
     P 塹江
     一軍・二軍で合計59試合登板していた塹江投手がフェニックスに帯同したことには驚きましたが、やはり疲労の影響か、非常に制球に苦しんでいました。特に2試合目は2つの四球と暴投を与えるなど大乱調でした。ただ、その後一軍に昇格してからは無失点のピッチングを披露しており、来年以降の巻き返しを期待させました。

     41 矢崎拓也 
     20211027C-M-1
     P 矢崎
     1イニング平均21球の投球数、投球回と同じ数の三振と四死球と矢崎投手らしい、といえるような結果になりました。自慢の直球は捉えられてHRを浴びるなど力強さに欠ける場面も見られ、アピールに成功したとは言えません。ドラフトでは3人の即戦力投手を獲得したことを発奮材料とし、来年こそは活躍してもらいたいところです。

     47 山口翔
     2021C-M-15
     P 山口
     防御率1.00の見た目ほど内容は良くはありませんでした。ただ、近年の成績から考えれば、まずは結果を残すことができたことをプラスに考えていいと思います。直球主体でこの成績を残したことから、変化球の精度を上げれば二軍では支配的な投球ができるのではないかと感じます。来年、まずは二軍で結果を残すことに期待です。

     53 小林樹斗
     2021C-M-1
     P 小林
     一軍最終戦で先発デビューも果たした期待の右腕はフェニックスでも、新人離れした投球を披露しました。最後の登板こそ制球を乱して4失点したものの、6回1失点自責0、7回1失点とフェニックス先発陣の中でもひときわ輝いていました。直球、カットボール、スプリットは一級品で、二軍レベルであれば危なげないピッチングを毎回披露できるでしょう。ただ、そんな小林投手も一軍デビュー戦ではプロの洗礼を浴びました。今後はときたま投げるカーブやチェンジアップなどのタイミングを外す球の精度を上げること、一軍レベルでも長いイニングを投げることができるスタミナの強化が課題になってくると思います。将来のエース候補から、今後も目が離せません。

     57 田中法彦
     2021pl1017g-c6
     P 田中法
     ウエスタンのセーブ王に輝いた去年と比べると成績を落とした今シーズンでしたが、フェニックスでは11イニングで自責は1と好投を披露しました。ただ、田中法投手も山口投手と同様に防御率ほどの支配的な投球ではありませんでした。素人目には防御率2.37の小林投手の方が支配的な投球をしていたように見えました。田中法投手の能力からすればもっと三振の数は増やしていけるでしょう。一番の武器であるスプリットの精度をもっと上げて奪三振能力を向上させれば、一軍で勝ちパターンに入る投手になれると思います。来年、二軍で結果を残しての一軍昇格に期待です。

     58 藤井黎來
     2021C-M-18
     P 藤井
     昨年支配下登録され、一軍デビューも果たした期待の右腕は高い奪三振能力をアピールしてくれました。全てリリーフの登板で、投球回以上の三振を奪っており、リリーフ適正を改めて示しました。防御率も1.86と安定しており、来年のブルペン陣入りへ、首脳陣の評価も高まったのではないでしょうか。自慢の直球とフォークで、一軍マウンドでの躍動に期待です。

     66 遠藤淳志
     2021pl1019s-c2
     P 遠藤
     
    今年は一軍での勝利はなく、一年の大半を二軍で過ごした遠藤投手ですが、フェニックスでは好投を披露しました。奪三振率(k/9)は13.71と正に圧巻。明らかにレベルが違いました。ただ、被本塁打が4とチーム内でもワーストとなっており、長打を浴びやすいことが分かります。また、三振が多い分、球数を多く要する場面も見られました。この2つの課題を克服することが、再び一軍ローテに入れるかどうかのカギになりそうです。

     67 中村祐太
     2021pl1016c-f1
     P 中村祐
     
    こちらは山口投手や田中法投手の逆で、防御率ほど内容は悪くなかったように思えます。映像は1試合しか見ることができませんでしたが、その際は5回2失点と及第点の投球でした。課題となるのは安定したピッチングを披露することでしょうか。1試合目は5回7失点、2試合目は5回2失点、3試合目は6回無失点という内容でした。よく言えば段々と成績を良くしていったと言えますが、悪く言えば一軍では計算しづらい投手の内容と言えます。やはり一度の炎上でかなり悪く見られてしまうため、調子が悪い日にどれだけ踏ん張って最低限の投球ができるかが、カギになると思います。

     125 戸田隆矢
     2021C-M-13
     P 戸田
     トミージョン手術からの復帰の年となり、フェニックスでも活躍、といきたいところでしたが防御率は7.20と厳しい結果となりました。ただ、投げている球自体は悪くなく、元支配下選手らしい投球を披露する場面もありました。しかし、即戦力左腕が2人入団してくることもあり、来年はなんとしてでも結果を残したいところです。左打者を抑えるのはもちろんのこと、右打者を抑えるための術を身につけていかなければならないでしょう。勝負の年となる来年の復活劇に期待です。

     
    データ参照
     
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     2021pl1101l-c5
     画像は宮崎市観光協会特設サイトより

     1日に天福球場で行われたライオンズとの一戦は、4‐2でカープが勝利しました!

     1回、先頭の田中広選手が四球で出塁し、1死1塁となったところで中村奨選手が左中間を破るタイムリー3ベースを放ち1点を先制します。2回に大道投手が押し出し四球を与えるなど2失点で逆転を許し、その後も反撃できずにいましたが、8回に逆転に成功します。2死から永井選手がフェンス直撃の3ベースを放つと、続く桒原選手が初球を捉えライト前へのタイムリー。これで同点に追いつくとさらに続く中神選手が左中間スタンドへ2ランを叩き込み、試合を決めました。4回を2失点と踏ん張った大道投手の後を受けた遠藤投手が5回無失点被安打1と好投で勝利に導きました。

     詳細は以下の通りです
      大道4回2失点6奪三振3四球被安打6
      遠藤5回無失点5奪三振被安打1

     指 田中広1四球
     二 羽月1四球
     左 中村奨マルチ1適時三塁打1打点
     中 正隨無安打
     右 木下1安打
     左 磯村1四球 途中交代→永井1三塁打
     捕 持丸1安打 途中交代→桒原1適時打1打点
     三 中神マルチ1HR(2ラン)2打点
     遊 矢野1安打1四球 

     終盤の見事な集中打で逆転勝利となりました!
     投手陣では遠藤投手が素晴らしいピッチングを披露してくれました!第二先発として5回からの登板となりましたが、無四球の被安打1、5奪三振で2塁すら踏ませない好投でした!この日特に感じたのが直球を投げる際の躍動感です。投げた後に飛び跳ねる場面が多く見られ、直球の力強さを意識してピッチングをしているように感じました。15個のアウトの内、半分の8個は直球で奪ったもので、安打を打たれた直球も解説の野村弘樹さんが「良い球ですね」と仰っており、昨年一軍で投げていた時よりも威力を感じる球でした。秋季キャンプで更に進化を遂げ、来年以降どうなるか楽しみです!
     打線では8回の2死からの逆転を演じた3人に注目したいと思います!
    まずは2死から出塁した永井選手ですが、高めの完全にボール球の直球に振り負けることなく、センターオーバーのフェンス直撃の3ベースを放ちました。カープファンなら覚えているであろう、前田健太投手がバレンティン選手に打たれた「あの」HRのようなバッティングでした。
    続いたのは桒原選手です。初球の真ん中低めのスライダーを逃さず、ライト前へ弾き返していきました。今シーズンは一軍では小園選手が、二軍では韮澤選手が台頭するなどライバルが活躍する厳しいシーズンではありましたが、最後に最高のアピールができたのではないでしょうか。来シーズンの巻き返しにも期待です。
    最後を締めたのは中神選手です。2球目の真ん中低め外寄りの決して甘くはない球を捉え、左中間スタンドへ突き刺しました。ウエスタンリーグでも最終戦で初HRを放った男がこの日もやってくれました!ダイヤモンドを一周し、ベンチで迎えられる表情を見て、このHRは気持ちで打ったHRだったのではないかと感じました。
    3選手が自分の持てる力を全て出し切った見事な逆転劇だったと思います。来シーズンも3選手のプレーを注目しながら見てみたいと感じました!

     今年のフェニックスリーグは3位で終えることとなりました。また後日、総括した記事を書こうと思います。そちらも読んでいただけると嬉しいです(笑)

     読んで頂きありがとうございました。よろしければコメントの方よろしくお願いします!

    12440

     本日天福球場で予定されていたマリーンズとの一戦はグラウンドコンディション不良により中止となりました☔

     明日は天福球場でライオンズとの一戦が予定されています。なお、明日がフェニックスリーグの最終戦となり、試合開始時刻は11時となっております。

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